2025.07.15
今年も6月に江戸川学園取手小学校をお借りし、
桐杏学園主催 そっくりテストを行いました。
本番と同じ環境で行える学校実施のテストは、
とても人気があり今年も受付開始後すぐに 定員締め切りとなりました。
実は、江戸川学園取手小学校そっくりテストの学校での実施は、
開校の翌年2015年から始まり、コロナで2回中止となりましたが、
その後も毎年行わせていただいており、今年で9回目の開催と
なりました。
江戸川学園取手小学校とのご縁に深く感謝申し上げます。
江戸川学園取手小の本番の考査内容は、
ペーパー 【・聞き取り・数量・図形・推理・処理能力・言語など】
行動観察A【・指示理解・巧緻性・創造性など】
行動観察B 【・指示理解・協調性・規範など】
親子面談
となります(小学校公表に準じる)。
そっくりテストでは、 親子面談(=面接)を除く全ての内容を行っております。
教室は3クラスお借りし、90名が受験しました。
机の上に置いてあるのは、お子様が着用するビブスです。
考査中は名前でなく、ビブスの番号で呼ばれます。
まずはペーパーテスト。すべて音声による出題です。
音声で行うのは公平性を保つためです。
次は、行動観察A
今年は、ロケットの制作を動画で実施しました。
教室の左前のスクリーンに映し出される画面を見ながら、
作業手順を理解します。
ロケット制作の材料と道具です。
昨今の入試では、少しずつ動画を使用した出題が見られるように
なってきているため、大変良い経験になりました。
制作見本です。
昨年、初めて立体の制作(王冠)&ひも結びが出題されたので、
そっくりテストでも同様の制作を行いました。
個人差もありますが、この時期、制限時間内に仕上げるのは、
まだまだ難しかったようです。夏休みの課題が見つかりました。
行動観察Bは、集団行動のテストです。武道場へ。
教室を出て長い廊下を歩いて移動します。
武道場はとても広い!
2グループ同時に行い、次に行う2グループは、後ろで待機します。
広い室内でもテスターの話を集中して聞くことや自分達の順番が来るまで
静かに待つことが求められます。
紙の筒と模造紙を使って高く積み上げてタワーを作りました。
お友達と声をかけ合って協力しながら積み上げていく様子を評価しました。
声がよく聞こえるグループもあれば、無言が多いグループもあり
様々な様子がありました。
保護者の方は、お子様のテスト中、別棟の特別教室棟で説明会がありました。
江戸川学園取手小学校の先生からは、受験者の皆様からいただいた事前アンケートのご質問にお答えいただき、保護者の皆様の不安を解消していただきました。
また桐杏学園からは、そっくりテストのテスト解説を行い、採点基準などをご説明いたしました。今後の家庭学習に生かしていただけると思います。
親子ともそっくりテストを経験したことで、秋の本番までに
どんなことを準備すればよいのか、この夏休みをどう過ごせば良いのか
具体的なイメージが湧きました。
朝は雨模様でしたが、テストが終わる昼過ぎには、明るい空になっていました。
みんなよくがんばったね。お疲れ様でした。