桐杏学園本八幡校では、新年度の授業が始まりました。

新年長は現年中、新年中は現年少の学年になります。

幼稚園や保育園では来春4月より、新学年になりますが桐杏学園では一足早く進級します。

年中クラスから進級したお子さまを除き、年長クラスから始められたお子さまも多く

学習を始めるにあたって、新年度はまず「お約束」から授業が始まります。

小学校受験のペーパー学習には、様々な指示や解答の仕方にお約束があります。

印の書き方では「つける」「囲む」の違いがあります。

つけるは絵の上に書きますが、囲むは絵に触れないように書く必要があります。

実際の入試では「つける」「囲む」を書き分けることは少ないようですが

桐杏学園では聞き取る力を高めていくため、二種類の指示を使い学習をしていきます。

次に印の直し方です。小学校受験では基本的には、消しゴムを使うことは

ありません（なかには、使用する学校もあります）。では、どのように直せば

よいのか。間違えた解答を二本線（＝）や×で消して正しい答えを書き直します。

また、点と点を結ぶ問題や点図形、迷路、模写などは、解答と訂正をする際には

少し注意が必要です。どこからどこまで線で結ぶのか、点と点をしっかりとまっすぐに

結ぶことが大切です。線が点を突き抜けてしまったり、点まで届いていなかったり

することのないように最後まで意識して取り組むようにしましょう。

訂正をするときには、正しい線に重ならないように、いらない線の上に二本線を引いて

直します。

色の指示はペーパー学習だけでなく、指示行動でも出題されることがあります。

指示された色を素早く選べるように、正しい名称で色を覚えておきましょう。

学校によっては自分の名前や受験番号を記入するところもあります。

自分の名前はフルネームで書けるように、普段から練習をしておきましょう。

新年度がスタートしたばかりの教室では、お約束を覚える、練習することから始めています。

印の〇が大きくなりすぎて、はみ出してしまったり「つける」「囲む」の違いに戸惑いながら
一生懸命にお話に耳を傾けている姿は、とても微笑ましいです。

本八幡校の授業は、少人数制でおこなっていますので先生との距離が近く、お子さま

一人ひとりにきめ細やかに対応することができ、個々をしっかりと見てほしい

というご家庭には、それぞれの個性に合わせたご指導をすることができます。

少人数での授業は、人前で発表をする機会が多くなり、経験を積むことで自信に繋がり

積極性を養うことにも繋げられています。お子さまのご成長を温かく見守り
元気いっぱい笑顔でご一緒にがんばってまいりましょう。