
2026.02.03 授業
「行動観察講座始まりました!」
新年長さんは、1月から行動観察講座が始まりました。
今回のテーマは「品物運び」
入試では、多くの小学校で出題されています。
ビー玉、ピンポン玉、ボール、風船、紙コップを
スプーンやお玉、新聞紙、棒、うちわなど、いろいろな道具を使って
友達と協力して運んでもらいました。
ビー玉運び
【ルール】
①机の上の容器からスプーンでビー玉を1個すくって、向こう側の机のケースに入れて戻ります。
ただし、ビー玉をすくうとき、手を添えてはいけない、スプーンだけですくうこと、
途中で落としてしまったら、先生に拾ってもらう、という約束もあります。
②戻ってきたらスプーンを初めの机に戻し、一番後ろに並びます。
それと同時に次の友達がスタートします。
③グループの友達が順番に指示された回数行い、
全員終わったら体操座りで待ちます。
④ビー玉を速くたくさん運んだグループが勝ちとなります。
大人から見ると簡単なルールに思えても、初めて経験する子どもたちにとっては、
1回の説明でその通りに動けないことがあります。
例えば、、、
自分の前の友達が、ビー玉を運び終わり、机の上にスプーンを置き、自分がすぐスタートしてよいのに、じっと待っていたり、
ビー玉をすくうとき思わず手を添えてしまったり、落としたビー玉は先生に拾ってもらう約束なのに、とっさに自分で拾ってしまったり、
全員終わっているのに立ったままだったり、という様子が見られました。
無理もありません。初めての活動だったお子様にとっては、いろいろなことに気を配りながら行動することは、意外と難しいものです。
先生から再度説明があり、どんなところに気をつけたらよいか、みんなで確認し、
再びゲームに挑戦しました。
すると今度は、
自分の順番が終わるともう終わった気分になり、
休憩モードになっている姿が見られました。
先ほど注意されたことを意識して行えた満足感からなのでしょうか、
よそ見をしたり、窓の外を見たりしている様子もみられました。
「こういうときは、グループの友達の様子を見ていましょうね」
「がんばれ、がんばれと応援してみましょう」
先生から声がかかります。
グループで協力して行うということは、
自分が終わったあとも、友達の様子を見ることなんだ
一生懸命やっている友達のことを思ったら
よそ見をするのはよくないことなのだ
ということを実際に体験して理解していきます。
このように一つのゲームに対して段階を追って指導していくことで、
授業の後半では、お子様に変化が見られてきました。
徐々に友達との関わりが見られ、ルールを意識して遊べるようになりました。
思ったこと、感じたことも声に出せるようになり、友達と楽しく遊べている様子が
見られるようになったのです。
行動観察講座では、場面に応じたコミュニケーション能力、
相手の立場に立って物事を考える思いやりの心を育ててまいります。
いろいろな場面設定で友達と関わる経験を今後も積んでまいりましょう。
各校の行動観察講座の案内はこちらをご覧ください。
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